HSPを活かせない職場を退職してから、相変わらず無職の40代HSPの私です。
書類で落とされることが多いと、自信喪失でもう応募することすらできなくなり、
「どうせ私なんて・・・仕事できないんだよう・・・」
といけない状況におちいっています。
このままではイカン!と思い、自分のスキルのプラスアルファになる何かを身につけようと雇用保険(失業手当て)受給中の人が申し込める2021年12月1日開講のハローワーク職業訓練のWebデザイン訓練に申し込みました。
が、結果は不合格。
申し込みの経緯、面接選考での質問内容など詳細は
で書いています。ご覧ください。
このまま転職活動がうまくいかない場合、かなりの日々を無為に過ごすという悲しいことになるので、Webデザイナーに不合格がわかった時点で申し込める訓練がないか、再度ハローワークに相談に行きました。
ハロートレーニング(公的職業訓練)とは?
雇用保険(失業保険)を受給している求職者を主な対象とする「公共職業訓練」(離職者訓練)と、雇用保険を受給できない求職者を主な対象とする「求職者支援訓練」の総称です。キャリアアップや希望する就職を実現するために、訓練校へ通うことで必要な職業スキルや知識を習得することができる公的な制度です。
大阪ハローワーク
原則授業料無料で授業が受けられ、スキルを身につけて早期再就職を目指そう!というものです。
雇用保険を受給している人と受給していない人では制度や、もらえる給付金などに違いがあります。
詳しくはハローワークでご確認ください。
「離職者訓練」と「求職者支援訓練」の違い
◆雇用保険(失業手当て)受給している人向けの「公共職業訓練(離職者訓練)」はこちらを参照
主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を無料※で実施しています。※テキスト代は自己負担になります。
厚生労働省HP
◆雇用保険(失業手当て)を受給していない人向けの「求職者支援制度」はこちら
主に雇用保険を受給できない求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練を無料※で実施しています。また、一定の支給要件を満たす場合は、職業訓練の受講を支援するための給付金(職業訓練受講給付金)が受けられます。※テキスト代は自己負担になります。
厚生労働省HP
どんなトレーニングがあるかはこちらから検索できます。
失業手当て受給中の人 ⇒ 離職者訓練
失業手当て受給中でない人 ⇒ 求職者支援制度
ということになります。
職業訓練期間中の雇用保険の延長
「離職者訓練」の場合、訓練の開始日の受給日数の残数によっては受給期間の延長ができます。
期間の短縮および延長
公共職業訓練は給付制限を免除されるため、自己都合で退職しても3ヶ月の待機月間を待たずにすぐに給付金が貰えます。さらに公共職業訓練が失業保険の給付期間を超える場合、訓練修了まで給付を延長することもできます。
ハローワーク求人検索サイト 職業訓練
逆に「求職者支援制度」では延長ができないので、失業手当ての給付期間が終わってしまったら、訓練に通いつつも
まったくの無収入・・・
それはしんどい。
「求職者支援制度」 では、条件があえば給付金をもらえる場合もある
「求職者支援制度」には<職業訓練受講給付金>というものがあり、「一定の条件を満たす場合」には受講手当て、通所手当てなどが支給されます。
条件など詳細は以下の厚生労働省HPをご確認ください。
受講手当ては月額10万円、通所手当ては交通費です。
10万いただけるのであればありがたやーと、条件を確認しましたが、私は両親と同居しているので、あてはまらない条件がいくつかあり、この受講手当てには当てはまらないことがわかりました。
雇用保険(失業手当て)受給中の人は、受給していない人向けの「求職者支援制度」の職業訓練に申し込めるのか
申し込みはできます。
が、 その場合失業手当て受給中の今の私の状況では色々不都合があることがわかりました。
それは
- 失業手当ての延長ができない
- 条件に合わないため、求職者支援制度の受講手当てがもらえない
訓練期間中に雇用保険の受給期間が終わってしまった場合、まったく収入がない・・・。
うむむむ・・・。
このあたりは個人によってかなり差があるので、必ず管轄のハローワークで確認してください。
検討の結果「離職者訓練」パソコン事務・Webコースに再度申し込むことにした
結局「離職者訓練」のコースに申し込むことにしました。
前回私が不合格だったWebデザイナーコースは12月開講のものだったので、1月開講のOfficeのソフトの基本操作とHPの更新などが行える程度のWeb制作の基礎を学ぶものを選択し、再度申し込みました。
こちらの方がガッツリWebデザインを学ぶというよりは「プラスアルファの知識としてWeb制作を身につける」という内容になっているので、面接でも説得力を持って説明できそうです。
40代も後半も後半の私は果たして職業訓練に合格できるのでしょうか・・・。
職業訓練の選考は面接
選考は前回と同様書類審査と面接のみです。
書類はこれも同様にハローワークで申し込み時に渡された「離職者等再就職訓練質問シート」です。
説明会は日程が終了していたので参加できませんでした。
質問シートの内容や、ネットで調べた質問内容などは 「【HSP40代女性転職活動】職業訓練に申し込む。40代でも選考に合格するのか?」 に書いていますので、そちらをご参照ください。
申し込み締め切りギリギリ 面接に集まったのは・・・
当日指定された面接時間に集まったのは約10名。
前回の訓練校とは違い、コロナに関する質問票を記入したり、追跡アプリに登録したりとかなりしっかりコロナ対策をしているようです。
それは良いのですが、集まった面々を見渡すとなんだかこの間のやる気に満ち溢れていた感じがあまりない・・・ような・・・。
面接はハローワークで申し込んだ後、各自で直接訓練校に電話予約することになっています。
私は申込日の最終日に滑り込みで申し込んだ(12月開講の結果を待っていたら遅くなった)ので、
「面接はこの時間帯のみですがよろしいですか?」でした。
たぶん前回の感じからいって、もっと申し込みが早いといくつかある面接時間から選択できるんじゃないかと思います。
ということは、この回の人は、自分で選んだ人もいるでしょうが、
申し込みギリギリ組なのでは・・・?
と思わざるをえない雰囲気(失礼なうえに人のこと言えない)。
職業訓練とはいえ面接だし、私はジャケットを着ていったのですが、だらしない(ように見えた)ネルシャツの人とか、10分以上遅刻の人とか、面接に呼ばれるまで待合室の椅子にそっくり返ってスマホを見ている人とか・・・。
「・・・・・」
な雰囲気が漂っていたことをお知らせしておきます。
私もそう見られていたかもな・・・。太ったからスーツのジャケットぴちぴちだったし。
年齢層は私と同じぐらいでやや高めでした。
実際に職業訓練の面接で聞かれた質問内容
訓練校によって質問内容は違う
前回同様キャリアコンサルタントとスクールの職員の女性2名での面接でした。
今回の質問内容は以下の通り。
- 希望の業界と職種、なぜその業界を希望するのか
- いつまでに就職をしたいか。どのような就職活動をする予定か
- この訓練で学ぶ内容と希望業界(職種)はどのように結びついているか
- これまでどのような就職活動をしてきたか
- この訓練で学ぶ内容
この辺りは前回と同様です。違ったのは
- 今までに何社ぐらい応募したのか
- パソコンの基礎的なことも学ぶ訓練内容になっているが、(私は)今までの就業経験もあるので、物足りなく感じるのではないか
ということを追加で聞かれた点です。
この訓練はWordやExcel、Powerpointなどの基本操作も実技に入っており、ある程度のパソコンスキルがある人はその訓練は基本的なことなので合わないのではないか、と疑問視されたようです。
これは私も申し込む際に危惧したのですが・・・。
申し込む数日前に派遣会社でパソコン(Word,Excel)のスキルチェックを受ける機会がたまたまあり、いざスキルチェックをしてみると
「ん?あ、あれっ?」
「あれ?おかしいなあ。こんな基本的なことできるはずなんだけど・・・」
どうしたことでしょう。
自己流でテキトーにやっていたためか、失業中に頭がボケたためか、
あたらめて時間制限されて問題を出されるとできないではないですか!
「うーん・・・これはヤバいかもしれん」
とショックを受けた経験があったため、この質問にも実体験として
「あらためて勉強しなおすことが必要だと実感しました!!!!!ピポットテーブルとかわからないし、パワーポイントは手直ししかしたことないんです(嘘だけど)!! あ、あと、グラフもわからなくなってたし・・・・自己流だと時間がかかって効率的な使い方ができなくなっていて・・・!」
と必死にOfficeソフト使えないを熱弁。
なんでこんなに使えない人アピールしないといけないんだ。
なんか悲しいぞ。
前のめりの私の勢いに面接官は押されたのか、
「お、おおう・・・そうですか・・・」
と若干引き気味。
まあ受かればなんでもいいや。
やはり「訓練」⇒「就職」に結びついているかを見られる
前回も思いましたが、職業訓練の面接では
- この訓練を受けて就職が可能かどうか
- 就職活動にあたって訓練は必要なものかどうか
が見られると感じました。
訓練を希望する理由ではなく、希望職種とその理由を聞かれるのもそのためかと。
なので、私は前回の反省を活かしつつ、Webデザイナーやその業界は目指さないが、Web制作の基本知識が身についていると有利に就職活動を進められるような、HP更新も業務に含む部署を希望すると強引にこじつけて質問回答を作成していきました。
結果は・・・
合格!!
やったぜ!
パソコン使えないアピールが良かったのか、単に申込者数が少なかったのかわかりませんが、とにかく今回は合格しました。
申し込み最終日に参考までに申込者数を聞いたところ、30名定員のところ、現時点で25名の申し込みあり、ということでした。
それから爆発的大人気で50名以上の申し込みがあるとも思えないので、おそらく定員+ちょっとぐらいの倍率だったのではないでしょうか。
ま、申込者が少なかったってことだね・・・。
訓練を受けることで自信を持って就職活動ができる
現在失業4か月目ですが、働かない期間が長ければ長いほど職探しをする上で困ることが出てきました。
それは
自分に自信がなくなっていくこと・・・
もともと自己肯定感が低すぎるのですが、書類審査で落ちることが続くと、
「どうせ私なんて・・・」
という負のスパイラルラビリンスに陥ってしまうのです。
仕事検索をしていても
「こんなことは自分にはできないだろう」
と応募することすらできない。
これは運よく書類審査に通っても、面接に行くと顕著に自信がないのが前面に表れてしまうものなので、厄介です。
そしてやる気がないとみなされて落ちる・・・。
これはまた暗黒面に陥ってしまう良くない兆候ですな。
訓練でWord、Excelなどの使い方をあらためて学びなおすのも無駄ではないですし、訓練に通うことで自信を持ってものごとに当たれるのではないかと思っています。