HSPのみなさん、こんにちは~。にんじんてんです。
転職活動のあれやこれやは「転職活動」の記事たちをご笑覧ください。
書類で落ちることを続けつつ、なんとか面接にまでたどり着けたのですが・・・面接のドタバタはこちらです。
40代女性・転職活動面接の結果
どうにか内定をいただけました!
疲れたよ~
面接時あんなに声が震えて汗びっしょりの挙動不審だったにも関わらず、採用していただけてありがとうございます!
と五体投地をしたい気分です。
希望の職種に決まることができた
結局希望していた正社員ではなく契約社員での採用ですが、無期雇用への登用もある、教育機関のお仕事です。
教育機関で学生(生徒)との対応がある部署、学生の支援ができる部署を志望していた私としては、お給料以外は望む仕事に決まることができたと思っています。
勝因は何だ?
勝因は何かわかりませんが、考えてみます。
- 経験のある業界だったこと
- 新規立ち上げ部署だったので、これまでも2回新規部署立ち上げに携わったことがあり、なんでもやりますアピールをしたこと
- 年齢を重ねている分、臨機応変に対応可能だというところを何かにつけて盛り込んでおいたこと
- とにかく「気配りができて、人の心に寄り添える人間」というアピールをしたこと
- 事前にホームページを読み込んでいったため、「質問はありませんか?」の時に面接官の興味を引く質問ができたこと
かな、と思っています(わからんけど)。
やはり40代は仕事に対する考えや、やり方がある程度出来上がっているので、
やたらと前職でのやり方を引き合いに出して、適応力がないと思われることがある
らしく(派遣会社の担当さん曰く)、その辺も「なんでも言われたことをやります!即戦力っす!」ということをアレンジの利かない私にしては頭をフル回転して答えたよな…という気がするなあ(たぶん)。
あと入りたいと思っている会社の情報をある程度詳しく調べて行くのは当たり前だと思うのですが、前職の私の後任はまったくそれをしておらず、呆れた経験があるので、そうはなるまい、とかなり読み込んでいきました。
創設者とその言葉、歴史も覚えていきましたよ(聞かれなかったけど)。
なので、上記の「何か質問は?」の時にした質問が、ちょうど面接官の方が担当の案件だったため、ドンピシャになって、
よ、良かった~!!
と心の中でガッツポーズ。
真面目は救われるのじゃ~。
内定の連絡はパーソナル・トレーニングの更衣室で
もちろんそんなにすぐ内定の連絡をいただいたわけではないので、それまで胃は痛いわ動悸はするわ(どっか悪いんじゃないのか)、耳と喉は詰まってるわ、自律神経失調症フル稼働と、面接で言ったこと、自分の態度、面接官に言われたことをずーーーーーーーーーーーーっと反芻して吐きそうでした。
別のことを考えたいのに考えられない・・・。
こんな性格が嫌だよ~
とまたお布団の中でうだうだする夜。
そんな中パーソナル・トレーニングの予約があったので(スポーツ・ジムが怖い私はマンツーマンのジムに通っています。それについてはこちら)、もやもやしながら行き、更衣室で着替えていました。
その時震える携帯電話。
き、キターーーーーーーー!
「あ、ありがとうございます~」
と話しつつ、しかしトレーニングの時間は迫っているので着替えねば!!とそっちも焦る私。
トレーナーさんを待たせてはならぬ!!
結局スパッツに片足を突っ込んではきながら話を聞いたもんだから、左右がおかしなことになり縫い目が回転して変なことになっていました・・・。
しかし、話丸聞こえだったトレーナーさんが、「仕事決まっておめでとうプロテイン」を作ってくれました!
涙が出るほど嬉しかったよ~。
バナナ味で美味しかったです。
ま、不安でドカ食いに走ったおかげでまた体重増えたので、次回の予約までに少しでも減らそうというお叱りも受けましたがね・・・
フフフフフ・・・
お給料には不安が残る
一人暮らしができるお給料を希望していた私にとっては、将来にかなり不安の残るお給料の額での妥協となりました。
正直今までも(コロナ禍がひどくなる3月頃まで)そのお給料の求人ならいくつかあったのですが、あえて応募していませんでした。
しかし、現在のこの状況と自分の年齢を思うとわがままも言っていられません。
希望の職種で採用していただけただけでもありがたいと思います。
コロナ禍のおかげで働き方自体もかなり変化せざるを得ないと思うので、「会社に行って働く」ということ以外にも働き方のバリエーションは増えるのかもしれません。
仕事に対する不安
今までいくつかの職場で適応障害だと思われる症状になった私にとって、次の仕事もまた合わなかったらどうしよう・・・という不安はものすごくあります。
また行ってもいないのに職場シュミレーションをして、不安になって気持ち悪くなっているぐらいです・・・。
なんでこんなに想像力が豊かなんだろ。
特に怖いのがストレスから、うつに逆戻りすることです(うつについて書いた記事はこちら)。
なので、いつも思っている「頑張りすぎない」を大切にやっていければいいな、と考えています。
HSPは周りに気を遣いすぎて頑張りすぎて疲れてしまうきらいがあるので、少しぐらい自分を甘やかすぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。
HSPだからこそ勝ち取れた採用
自分がHSPだとわかってから、その特性で仕事に役立っていたものを自己アピールに盛り込みました。
それまでそれが普通だと思っていたので、HSPのことを知った時はびっくりでした。
例えば・・・
①周りが気づかないことにもよく気づく。
人が気づく前にさっさとやってしまっていたようで、
「仕事の早い人だ・・・」
と思われていたとかいないとか(どっちなんだよ)。
②気づいたり気になることが多いため、問題(がいっぱいあるように見える)をそのまま放置するのが嫌い。
常に問題意識をもって仕事に取り組める、というアピールポイントに。
③丁寧に仕事に向き合うため、ミスが少ない。
と、いうことにしておこうかな!(焦ると凡ミスはやらかしてましたが。そしてそのことをまたクヨクヨと引きずってました)
④分析したり、俯瞰的にものごとを見ることが得意なため、何が必要かの判断がしやすく作業が早い。
これは自分で認識していなかったのですが、前職の職場の人に聞いたらこのような返事が返ってきたので、
「へえ~」
でした。ちょっと自分でもわからないです。
HSPと関係ないかもです。
まあ分析というか、ニーズを調べるのは好きでしたけど。
⑤「人を助けたい」「人の役に立ちたい」という気持ちが大きい
私はこの⑤が一番強く自分で感じていた部分で、④のニーズ分析も、そこから導き出されたものを誰かの役に立てたいという気持ちが強いので、楽しんでやっていた感があります。
自己分析をして、上記のようなHSPであるがゆえのアピールポイントもできたので、私はHSPで良かったな、と少しは思うことができています。
考えすぎるのはどうにかしたいけど・・・。
40代お一人様女性の転職活動・終わりに
結局活動期間はどれぐらい?
結局ここまでたどり着くのに、書類で落ちた求人約50社ほど、面接で落ちた(もしくはこちらからお断りした求人含む)5社という結果となりました。
考えたら2019年の11月ぐらいから転職サイトの登録更新を始めたので、2020年6月までかれこれ7ケ月もかかったことになりますねえ・・・。
まあ真剣にやっていたのは2020年1~3月の間になりますが。
2020年4・5月もコロナ禍でまともにできなかったし、そもそも応募したい求人が皆無でした。
なので、1・2・3・6の4か月が実質の活動期間かな。
ノースキル・ノーキャリアのHSP40代女性でも希望の仕事に転職できた<まとめ>
「人の支援をする仕事で、落ち着いた環境の中ある程度は自分のペースでできる仕事」
という譲れないポイントは、一応クリアできたのでホッとしています。
私の場合希望するのが教育機関か団体職員という元々の求人数が少ないものだったので、かなりてこずりましたが、希望している同一の業界、職種である程度の勤務歴(転職回数が少ない)がある場合はもう少し選択肢も広がるでしょうし、転職エージェントも大活用できると思います。
(私は転職エージェントは1社しか活用できなかった)
しかし、よっぽどのキャリアを持っていない場合は40代での女性の転職は
- 高みを望まない
ことです。
下手したらお給料や待遇が悪くなることも覚悟した方がいいです。
その辺割り切れたら、チャンスは絶対にあります。
こんなヘボヘボな私が出来たのですから、皆さんが出来ないはずはありません。
また、転職活動は働きながらはしんどいですが、辞める前に次の仕事を決めておくのがベターです。
無職の期間が長くなると精神的にやられます(離職してからの転職活動についての記事はこちら)。
あと、ネットで調べるとものすごく情報が出てくるので、それに振り回されず自分を持つことも重要です。
<最後に・・・>
私は今後も試行錯誤しつつ働いていくことになると思いますが、この転職活動で色々悩んだこと、考えたこと、ありがたく思ったことなどを忘れずに日々過ごしていきたいと思います。
このブログに書いた転職に関する記事が、少しでも転職活動中もしくは転職しようか悩んでいる皆さんの気持ちを軽くできていたのなら、嬉しく思います。