HSPのみなさん、こんにちは~。にんじんてんです。
現在私は無職、転職活動中です。
転職活動のあれやこれやは「転職活動」の記事たちをご笑覧ください。
迷走に迷走を続けています。
HSPは考えすぎる
2020年3月に退職し、現在転職活動中(2020年6月時点)の私ですが、4-5月は実質ほどんど活動していませんでした。
5月末からボツボツ再開し、ようやく面接にまでこぎつけました・・・。
派遣会社を通した紹介予定派遣です。
紹介予定派遣についてはこちらに書いています。
5月末からボツボツ職探しをしていたものの、おうちライフがあまりにも快適すぎたため、あまり熱心に探していなかったのが事実。
以下のような恐怖があり、「働く」ということに積極的にどうしてもなれない。
- 仕事が決まったとして、職場が合わずにまた精神的にしんどくなったらどうしよう
- また短期間で辞めることになったらどうしよう
これは精神的なことが原因での、転職回数が多い方は誰でも思ってしまうことではないでしょうか。
無職の期間が長くなれば長くなるほど、この恐怖が強くなり、どうしても前進できない。
何度布団の中で
「もっとお気楽な性格だったら・・・」
「もう少し若い時に人生設計をちゃんとしていたら・・・」
「もう生きてても楽しくない・・・」
ともやもや考えたあげく、気持ち悪くなって寝る、という夜を過ごしたことでしょう。
が、もやもやしていても仕方がないので、イヤイヤながら厳選した求人(選ばないとまた辞めることになる)にちょっとずつ応募し、書類で落ちる、ということを繰り返していましたが、派遣会社の紹介予定派遣で面接に進むことになりました。
紹介予定派遣はタイミングが大事
「【HSP40代女性転職活動】40代でも派遣会社は活用できる」でも書きました、派遣社員で働いた後、双方合意の上で直接雇用に切り替わる紹介予定派遣ですが、40代ではかなりハードルが高くなります。
ですので、なるべく「これは!」という求人を見つけたら逃したくない。
なので、私は紹介予定派遣をメインに、それがダメだったら派遣にシフト、という考えで活動を進めていました。
まず紹介予定派遣を2つエントリーしましたが、1週間ほど経っても何の連絡もなかったので、これはダメだったんだろうと思って派遣の仕事もいくつかエントリーしました。
そうしたら・・・まず派遣の仕事から派遣会社内の社内選考に進めたい、という連絡がありました。
その時点で派遣会社の自分の登録ページを見ると、まだ1つの紹介予定派遣が
「エントリー受付中」
となっているではないですか・・・。
もうひとつは「選考終了」BOXに入っている。
これは、まだチャンスがあるということか???
今までの経験では紹介予定派遣で話が進む場合は早くて翌日、遅くとも3日以内には連絡があったので、
「1週間何もなかったから放置していたけど、念のため確認してみよう」
と派遣会社に確認してみました。
すると、まだ選考OK!というお返事が!
うーん、聞いてみるもんだなあ。
もしこの時確認していなかったら派遣の方で話が進んでいただろうし、チャンスを逃していたと思います。
一つの派遣会社から2つの求人を同時進行することはできないので、
こちらがダメならあちら、という安全パイを置くことができません。
タイミングですね・・・。
その後派遣のお仕事はお断りし、紹介予定派遣で話を進めてもらったところ、派遣会社内の社内選考に無事通過。
先方の書類選考も通ったのでどうにか面接に進むこととなりました~。
が、ここからがしんどかった・・・。
40代の転職・面接準備
面接まで1週間ほど間が空いたので、40代の面接対策とはなんぞや、ときちんと詳しく調べて策を練ることにしました。
そうしたら、出てくるわ出てくるわ・・・。
面接準備からすでに考えすぎて混乱する
「20代と違って、即戦力となることをアピールしましょう」
「マニュアルに載っているような言葉ではなく、自分の言葉で話しましょう」
「職務経験はいちからすべて説明する必要はありません」
「達成率など具体的な数字を挙げてアピールしましょう」
「長すぎる自己アピールはしないこと」
などなど、読めば読むほど混乱。
まず悩んだのが「自己紹介」
私は同じ職種ばかりやってきたわけではないので、
「主に営業で〇〇年の経験があり引き続き営業職で・・・」
などという自己紹介はできない。
どうしたらいいんだあああ~
さらに職歴。
多すぎてひとつひとつ説明していたらめちゃくちゃ「長くなる」
すべて説明の必要がない、ということだが、何をかいつまめばいいの?
どうしたらいいんだあああ~
「売り上げを20%伸ばすことに成功しました」などと例文にはあるが、具体的な数字を挙げろとか言われても、ない場合は
どうしたらいいんだあああ~
読めば読むほどわけがわからなくなり、嫌になってボールペンを放り投げること数回。
40代の自己アピールと職歴説明は独自でアレンジ
ネットに載っている例文を見ると混乱するだけなので、次の職で活かせることを今までの職歴からピックアップし、独自の自己紹介と職歴の説明を作成することにしました。
要はやる気と即戦力として役に立つ人材だということをアピールできればいいと解釈。
ここでHSPであるがゆえに仕事に活かせたメリットを最大限盛り込む・・・が、昼から夜中まで(昼夜逆転生活のため)考えて2日ほどかかりました。
悩みすぎだろ・・・。
文章が出来たら、アウトプットの練習です。
ネットには
「鏡を見て練習しましょう」
「録画機能を活用して自分でチェックしましょう」
そ、そんな恥ずかしいことするの??!
録画機能はさすがにこっぱずかしかったので、鏡を見て練習。
これがまた気が散るんだ。
自分の顔ってこんなだったのか、とか、アゴが上がりすぎだから下げて・・・と視覚的なことにばかり気がいってしまい、全然文章が出てこない。
却下。
なんとなく自分の話すときのクセはわかったからいいや・・・。
面接日が近づくにつれ、気分が悪くなる
これ、普通に仕事をしながらの面接だとここまで体調不調にならないと思うんですが、何しろおうちにずーっといるので、他に考えることがあまりない。
自律神経失調しまくりで、動悸はするわ、めまいはするわ、喉や耳は詰まってくるわ、お腹の調子も悪くなりました(私はいつも嫌なことがあると便通が良くなりすぎる)。
おまけに想像力が豊かなものだから、面接のシュミレーションで面接官の質問や態度まで事細かに想像してしまい、また気分が悪くなる。
面接に行ってもいないのに、
また嫌な職場で、嫌な思いを何ヶ月も我慢することになったらどうしよう・・・などと色々気にしすぎ。
いかん、吐き気がしてきた・・・。
なんでいつも考えすぎるんだろう・・・
とまたお布団の中でぐるぐるぐるぐる・・・。
「もうこのまま消えてしまいたい・・・」
面接当日
とても暑い日でした。
暑さに弱い私は、すでに道中で疲労困憊です。
さらに久しぶりに電車に乗ったので、「HSP周りの人に影響される特性」がいつもより敏感。
発表がうまくいかなかった愚痴を、友達に延々しゃべる女子の負のオーラをまともにかぶって気分はさらに最悪に。
準備してきたことと違う・・・
派遣会社の担当さんと待ち合わせ、事前の説明を受けます。
担当「職歴の説明と言われると思いますので、その説明をお願いしますね」
私「私、職歴が色々なので、かいつまんで主要なところだけ説明しようと思うのですが・・・」
担当「簡単で構いませんので、ひとつひとつ説明してください」
ええええええええええええーっ!!
ネットに書いてあったこととちーがーうー!!!
ひとつひとつ説明しなくていいって言ったじゃんかー!!(誰がだよ)
どどどどうしよう、ここにきて言うことチェンジはちょっとしんどい。
冷汗がマスクの中でダラダラ流れる。すでに脇の下も背中も汗まみれ(私はとても汗っかき)。
とりあえず水分補給をして、面接室まで向かいます。
が、いきなり階段3階分上がらされた。
エレベーターは使ったらダメなのか???
おうちでまったりタイムの私は運動不足で階段10段ぐらいで息が切れるんですけど?!
ただでさえ緊張で動悸が激しく(大丈夫か私)、さらにマスクで暑苦しいのに息切れしたまま面接の会議室へ。
げえええー、4人も面接官がいるううううううー!
しかもソーシャル・ディスタンスで面接官との距離がめちゃくちゃ離れてる私の苦手な配置だ!
これまでの経験で、私が面接で緊張マックスにならない距離感は、普通の会議机に向かい合わせで面接官は2人。
なのです。
椅子だけぽつんとミョーに離れたところで座らされると、緊張が増すことをこの間発見したので、これはやばい。
「よろしくお願いいたします」と頭を下げている間に、緊張しすぎて倒れそうになりました。
案の定職歴の説明のところで声が震えだし、息切れが激しくなり、きっと
「こいつ、大丈夫か?」
と思っているに違いない・・・と勝手に相手の頭の中を想像してしまい、ますます声が震える。
どこまで緊張しいやねーん!!
もう嫌だよー(涙)
このままでは酸欠で倒れてしまう!と思った私は事前説明で「苦しかったら確認のうえ、マスクをはずしましょうか」と言われていたことを思い出す。
「すみません!マスクはずしてもいいでしょうか・・・」
別にいいですよーとのことなので、マスクをはずし、
「す、すみません。緊張しておりまして・・・声が震えております・・・」
と自己申告。
それでも声は震え続け、当初考えていた職歴の説明をすっとばして終了させてしまいました。
ああ、もう嫌だ、失敗だ・・・。
途中、先方の条件の説明あたりから息も落ち着いてきたので、その後の質問には落ち着いて答えられましたが、めちゃくちゃ予想外の質問をされ、
私「〇〇なんですが・・・」
面接官「そうですか(シーン)」
という場面が何回もありました。
ガーン。
そして30分ぐらいでようやく終了。
そして抜け殻
帰りも階段で降りたのですが、抜け殻過ぎてあまり覚えていません。
さらに、面接前は色々饒舌だった担当さんが
無言・・・
え???私なんかやらかした?やらかしたのよね?そうよね?
そうだとはっきり言ってくれー!!!
面接前は私の緊張をほぐそうと、しゃべってくれていたのだと思いますが・・・。
帰りのバスの中でも自分の受け答えについてずーーーーーーーーーーーーっと考えこんでしまい、なんならまだ悩んでいます。
済んだことなので、次回に活かせることは活かして、くよくよ悩まなければいいのですが、たぶんしばらく悩みます。
あー、疲れた。
結果はまだです。
以下次号