HSPのみなさん、こんにちは~。にんじんてんです。
転職活動のあれやこれやは「転職活動」の記事たちをご笑覧ください。
オフィス内の段差を踏み外して足をひねった
初出勤から数日・・・オフィス内の段差を踏み外し、右足の甲をはく離骨折しました。
いったい何をやっているんでしょうか、私は。
情けなくなりましたよ。
骨折した当日、私はちょっと急いで打ち合わせ場所に向かおうとし、段差があることを忘れて足を踏み外して右足をひねりました。
そういうことはよくあるので、その時は痛くても放っておいたら痛みはおさまるだろう・・・と思っていたのですが、昼を過ぎても痛みが引かない・・・。
痛くて普通に歩けず、右足を斜め45度ぐらいに曲げないと歩けない。
「これはひどい捻挫か・・・?」
右足を見ると
「くるぶし、どこでしたっけ?」
なぐらい腫れているではないか!
象の足のようです。
こりゃやばいのでは・・・
と仕事帰りに整形外科へ。
めっちゃ混んでいて、一時間半ぐらい待たされる間にも痛みは増してくる。
周りを見ても、足を引きずっているのは私ぐらいで皆さん普通に元気そう。
「元気なら来るな!」(いや、見えないだけでどこか具合が悪いんでしょうけど)
リハビリに来ているジジババもとても元気そうだ。
私が一番重傷なんじゃないか・・・?
ようやくレントゲンに呼ばれて撮影するも、痛くてレントゲン台に乗れないぜ。
どうにか撮り終えてまた待つ・・・。
呼ばれてもすっと立ち上がれないので、えらい時間をかけて診察室まで歩く。
触診の後レントゲンを見た先生、
「足の甲の骨、折れてますね。はく離骨折です」
ええええー!!
あんなんで簡単に折れるのーーーー!?
情けねえ・・・。
「以前にも骨折してた痕が2-3個ありますね」
どんな足やねん、オレ・・・。
結局CTを別の病院で撮ってその結果によっては手術、ということになりました。
えええ〜、手術?!
転職したばっかなのに?!
気持ちが一気に暗〜くなる。
人生初両松葉杖はしんどかった
とりあえずその日はシーネ固定をしてもらい、両松葉杖を病院から貸し出してもらい、理学療法士の人から使い方のレクチャーを受けて帰りました。
こんなやつ
しかし、両松葉杖、しんどいぞ!!!!!!
私はその日肩かけカバン、お弁当の手提げバッグを持って出勤していました。
「荷物を持って松葉杖がつけない・・・」
ということに衝撃を受ける。
仕方ないので母親に迎えに来てもらい、荷物を持ってもらうことに。
しかし荷物がなくなっても両手と左足だけで身体を支えるのは体力のない私にはとてもしんどかった。
自宅最寄り駅から自宅まで徒歩10分のところ、休み休み40分かけて帰り、もうすでに初日からへとへとです。
明日から出勤できるかなあ・・・
松葉杖での生活は危険がいっぱい
転職後いきなり休むわけにもいかないし、整形外科の先生も出勤OKとのことなので、翌日から両松葉杖での出勤が始まりました。
お弁当などの荷物はリュックにつめこみ、お財布定期などは斜めがけショルダーバッグに入れての海外旅行スタイルです。
右足をついてはいけないのだが、左足けんけんであと両腕で身体を支えるのは上半身に力がないとしんどいもの。
私はパーソナルトレーニングでも上半身のトレーニングが嫌いで、トレーナーさんにやや呆れられるほどなので、腕の力がない。
松葉杖生活から脱却したら、二の腕ムキムキになってるかも・・・。
骨折トレーニング・・・。
と思いながら汗まみれで駅まで歩く。
道中の危険 その① 微妙な坂
私の自宅から駅までには大したことはないのですが、ゆるーい坂があります。
これがしんどい!けんけんなんかで登れるわけないので、右足もつきつつ、ゆっくり歩かないと登れない。
道中の危険 その② 側溝にかぶせてある蓋(?)
これ、隙間に杖の先っちょが刺さりそうで怖い。
刺さって抜けなくなったら私は一生側溝の蓋女として蓋と共に生きて行かねばならないのではないか、と恐怖。
でも側溝は結構あちこちにある。
松葉杖は思っているより横幅を取るので、狭い道の端に側溝があるとはまりそうで怖い。
道中の危険 その③ 道路で死んでる虫
さっとよけられないので、踏みつぶしそうで嫌なんですよ。
最近はご臨終のセミの死骸が多く、うっかり杖の先でぐりぐりしそうで嫌だ。
干からびたカエルの死骸があったときは、「なぜここにカエル?!」驚いてよけ損ねてバランスを崩しました。
道中の危険 その④ 歩きスマホ
これ!みなさん、やめてください!!!!!!
松葉杖は機敏な行動ができないうえに、よろめいたら転びますからね。
足の踏ん張りがきかないんです。
歩きスマホでどっちに向かってくるのかわからない人にぶつかられて転んで、別の所を骨折したらどうしてくれるんだ!!!!!
と大きな声で言いたい。
本当にやめてください。怖いです。
道中の危険 その⑤ なんかよくわからん中高生の団体
こいつら周りを見てないから危ないんだよ!!!
誰も避けてくれないからぶつかられたら怖いし、通勤時間と彼らの大移動が重なることがあるのでいなくなるまで避けて待ちます。
道中の危険 その⑥ すぐそばを走っていく人(おっさん多い)
先ほども書いたように、松葉杖は意外と横幅を取ります。
あまりきわきわを走られると、あおられてひっくり返りそうになります。
とても怖い。
なぜか、こういうことするの50代以降の男性が多いような気がする・・・。
もっと周りに気を遣わにゃいかんよ、君たち。
人の親切が身に染みる・・・
道中には危険がいっぱいですが、松葉杖をついていると親切にしてくれる人もいっぱいいます。
電車で席を譲ってくれた方、バスの乗り降りに松葉杖を席まで持ってきてくれた方、雨の日松葉杖を引きずって傘をさしていたら、杖を持ちましょうかと言ってくれた方・・・。
本当にありがとうございました。
私も治ったら普通に困っている人に声をかけられる人間になりたいと思っております。
周りに気を遣いすぎてさらに疲れる
普段から周りのことが気になって仕方ない私ですが、松葉杖生活になってから気にすることがプラスされてよけいにぐったりです。
①電車の中で足を伸ばして座らないといけないので、邪魔にならないか、誰かけつまづいたらどうしようか気になる。
②歩くのが遅いので、駅の改札口で後ろに並ばれると緊張する。
他の改札機に行ってくれー。
③やむを得ずショルダーバッグに入らない買い物をした時、荷物を入れるのがリュックなので、リュックに慣れていない私はレジで「まずお金を払って・・・松葉杖を置いて・・・荷物を受け取って・・・うわわああ、後ろに人が並んでしまったあああ!!」と焦る。
④歩くのが遅いので、横断歩道が青の間に渡り切れるかドキドキする。
バスが私のせいで曲がりきれず、止まっている後ろにさらにプチ渋滞になっていると、ものすごく焦る。
⑤段差がある場合電車の乗り降りが怖いので、ゆっくり降りていると乗ってくる人がイライラしているのではないかと気になって焦る。
主に以上のようなことを気にしまくっていたのですが、骨折一週間ぐらいしたら、もう仕方ないや、ごめんねごめんね~と思って自分のペースで行動するようにしました。
じゃないとさらに汗かいて疲労困憊だもん・・・。
CTを撮りに行く
少々大きめの病院にCTを撮りに行きました。
手術になって入院することになったら仕事休まないといけないよなあ・・・
と転職直後の私はとても心配でした。
が、結果ギプス固定で済むことになりました!!
良かったー!!
骨のくっつきが悪い場合は、手術の可能性もあり、ということですが、とりあえずは大丈夫なようです。
と、いうわけでシーネ固定から現在はガチガチのギプスとなっています。
このギプスですが、私は夜かなり寝返りをうつので、そのせいかテープの端っこがすぐはがれてきます。
ホコリ取りのコロコロみたいに髪の毛やらゴミやらが引っ付いてネチネチしているのがちょっと気になる。
結局仕事はどうなった
さて、いきなり骨折した私ですが、仕事にはどのように影響したかというと・・・。
①悪い点 心身的負担が大きくなってミス連発!!
ただでさえ慣れない仕事に集中しないといけないのに、余計な心配事が追加されたために色々考え過ぎて頭空回り~。
やはり40代ともなれば、自分のやり方というのがある程度確立されてしまっていることもあり、その自分のやり方を新しいやり方になじませる過程で混乱を生じてミス多発。
気をつけないといけません。
正直、「臨機応変に対応度」が下がったのかと思って、焦ってさらにわけわからんことをしてしまい、混乱しています。
まあまだ入って間がないので仕方ないと思っているのですが・・・なるべく早く混乱から脱却したいものです。
②良い点 仕事のことだけを考えずに済んだ
おそらく混乱してミスをしてしまっているので、いつもなら帰ってきても仕事のことばかり考えてしまっていると思います。
セルフ罰金制度(前の記事を参照)も役に立たないからな・・・。
とにかく出勤の道中で疲れ果て、帰ってきたら抜け殻でご飯食べてお風呂入って寝る、という生活。
そうこうしているうちにリモートワーク、夏休みに入ったのでもうひたすら足を治すことを第一に考えて生活、ということになっています。
慣れないことは多いけれど、これも経験!
ただでさえ大の汗かき、夏大嫌いな私、普通に過ごしていても6-9月はぐったりシーズンなので、正直この骨折はだいぶ心身にダメージをくらいました。
しかし、落ち込んでいても仕方ないので、旅行中に骨折しなくて良かったとか、落ち込む気分を前向きにして、どうにかやっていきますよ・・・ええ、やるしかあるまいよ・・・。
ああ、疲れた。
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