転職活動についてのあれこれは、
こちらの記事などをご笑覧ください。
今日はHSP(HSPについてはこちら)の40代独身女性が非正規雇用(契約社員、派遣社員の場合)で働くこと、について考えていきたいと思います。
あくまでこれは私の考えであり、こんな甘い考えじゃ老後はどうするんだということをおっしゃる方もいるかと思います。
その通りでございます、が、現実は受け入れざるを得ないし、自分がしてきたことのツケは自分で払わないといけない。
暗黒面ばかりのぞき込んでいても事態は好転しない。
私と同じような状況で、どうしようかと落ち込んでいた人の気分がちょっとでも楽になればいいな、という思いで書いているしだいです。
HSP 正規雇用での就業経験なし
私はいわゆる「正社員」での就業経験がありません。
大学を卒業直後はアルバイト、その後は契約社員と派遣社員で働き、今に至ります。
なぜかというと、過去の転職活動の記事でも書きましたが、特に何になりたいとか、どういう仕事がしたいとかまったくわからなかったので、行き当たりばったりでその時に気が向いた仕事についていたからです。
将来のことなんて考えたことはありませんでした。
だって生きてるだけでしんどいのに、将来のことなんて考えられるかあ~。
(このへんはHSPと転職活動の記事をご覧ください)
別に明日死んじゃってもいいかなあと毎日思って生きてきたので(今もだけど)、老後のこととか、将来のこととか、人生設計なんて考えようもない。
47歳ぐらいが寿命でいいと思ってました。
今でもどうしてみんな「生きる」ことが気に病むほどしんどいと思わず、普通に生活できてるんだろう・・・と思ってます。
その私が現実を突き付けられたのはとある面接でのこと。
「どうして正社員で働いたことがないんですか?」
と聞かれた時です。
いい年してフラフラしており、勤めたらすぐ辞めそうと思われたんでしょう。
事実すぐ辞めてるし。
そう言われて始めて
「正社員で働いたことがない奴はいかがなものかと思われるのか!」
と驚き、気づいたという。
私としては働いている時は雇用形態に関わりなく、精一杯勤めたつもりだったので、そのようにとらえられるのか!とびっくりしました。
そうなのか、世間の皆様はそう見るのか。
気づくのがおせーよ。世間知らずもたいがいですな。
そんな私でも一念発起して行った留学から帰国後、正規雇用を目指して張り切って就活をしました。
そしたら
うつになった・・・
それ以降はガリガリ働くのが怖いので派遣でゆっくり様子を見つつ働こう・・・と思って現在に至る。
終わり。
いや、終わったらいかん。
昨年の転職活動ではようやく将来的なことを考え、無期雇用(正社員)を目指して頑張って活動しましたが、
40代は難しい!
ということがわかりました。
そして私が希望する業界・職種は
そもそも無期の正規雇用の求人が少ない(というか契約ばっかり)!!
ということもわかりました。
もっと早く目覚めていれば人生も変わったであろうにのう。
不憫じゃ・・・不憫じゃ・・・。
しかし、最近は
「非正規雇用の経験だけで、現在もそうですが何か悪いですか?」
と開き直ることにしました。
非正規雇用(派遣職員・契約職員の場合)のメリットとデメリット
私の考える契約社員や派遣社員の非正規雇用で働くデメリットと感じるのはこんな点。
(アルバイトやパートは除きます)
デメリット
- 将来が不安・常に次の仕事を探さねばならないという不安感を持たねばならない
- ボーナスがない(派遣の場合)
- 状況によっては契約更新がない場合がある
- 契約更新の限度がある
契約で進むものなので、3年とか長ければ5年とかで切られます。
(派遣社員は3年)
契約社員で1年更新で定年までいられればベストですが、あんまり見たことないですね。
(留学前に働いていたところはそうだったけど、留学行くために辞めちゃったので・・・)
しかし、コロナで働き方自体が変わってきた昨今、終身雇用なんて過去のものだと思いませんか?
将来なんて何がおこってどうなるかわからない。
正規雇用であっても、いつなんどきリストラされるかわからない。
(まあその前にカットされるのは非正規雇用ですが)
賞与は契約職員ではあるところもあります。
前職はありました。
派遣社員だと、ボーナスは難しいですね。
しかし、2020年に同一労働同一賃金が施行されたのでこの辺も変わっていくのでしょうか・・・実情はあんまり変わらない気がする。
そもそも人件費を抑えるために非正規雇用を雇っているので、人件費が増えるようなことを雇う側がするかって。
彼らにしてみれば大切なのは自分たちだけなのですから。
派遣社員だとネックはお給料のような気がしますが、これは時給によります。
最近は高額時給の所も出てきたので、計算したら年収が正社員より高給になる場合もあるかもしれません。
正規雇用でも賞与がないところもあるでしょうし、
「責任と仕事だけ重くてこんな給料でやってられるか!」
ということもあるかも。
メリットはこんな感じでしょうか。
- 合わない職場の場合辞めやすい
- 職種によっては時給が高額(派遣社員の場合)
- 割り切って仕事ができ、自分の時間を確保できる
- (基本)異動がない
私は最近メリットの方に目を向けるようにしました。
なぜならHSPである私は合わない職場が非常に多いのです。
正社員で雇用されたら精神に異常をきたしても働いてしまうかもしれませんが、非正規の場合そこまで義理もないので、合わないと思ったらフットワーク軽く動ける。
あと、異動がないこと、ピンポイントでやりたい職種・就業場所を選んで働けることがポイント高いです。
異動して合わない部署になったり、3年ごとに異動だったりしたら私は状況についていけず、倒れてしまうかもしれない。
適応能力が低い私にはしんどいです。結局辞めるはめになりそうだな・・・。
デメリットの1.常に次の仕事のことを考えておかないといけないのですが、それすら前向きにとらえると、
「キャリアアップしていくことができる」
「前職の経験を活かせる」
「人脈が広がる」
「新しい世界に触れることができる」
のではないかと思うようになりました。
特に私は色々な職場を渡り歩いているため、以前働いていた複数の職場の人とお付き合いがまだあり、その中には人間として経験豊富な人もいて、話をしていると自分の勉強にもなるんですよね。
アドバイスをもらったり、情報をもらったり、とてもお世話になっています。
これも非正規雇用ではあるけれども、その職場で頑張って働いてきたからかな、と思っています。
私は社交的でなく、人付き合いは苦手ですが、そんな私をわかってくれて信頼関係が築けたのは財産です。
複数の職場に勤めなければ、様々な人とも出会えることがなかったし、助けてもらうことや教えてもらうこともなかったでしょう。
そう考えるとヘボヘボな職歴ではありますが、無駄ではなかったと思っています。
40代 無職 ネガティブ記事は見るな!
余談ですが、今「40代 無職」でググってみたら、
「40代 無職 失業 死ぬしかない」「絶望」「引きこもり」「どうすれば」
とかのネガティブワードが並んでいて一気に暗くなりましたよ・・・。
そうなのだ、正規雇用で定年まで働けると思っていたらいきなりのリストラ、となってしまったらそりゃ
「どうしよう・・・」
となりますよね。
そんな時でも非正規雇用での就業経験が長いと、常に次のことを考えているので、気分的に臨機応変に動きやすいということもメリットに挙げておきます。
あんまりこういう気分が暗くなる記事にはHSPの転職活動中の人は目を通さないようにしましょう!
今読んじゃったよ・・・ものすごく気分が暗い方に引っ張られました。
現実を知ることも大切ですが、ネガティブ記事は必要以上に読む必要なし!
それでも悩み続ける
と、つらつら書いてきましたが、私もすっきり割り切れているわけではなく(割り切れてないんかーい!)、このままでいいのか、将来の不安を解消すべく、無理とわかっていても無期雇用を模索するか、悩み続けると思います。
お給料と仕事内容、人間関係すべてが良い職場なんてあるわけないですからね・・・。
正直「誰かに雇用され、毎日同じ職場に働きに行く」ということが、はなはだしくしんどくなってきたので、どうにかそれ以外の働き方も考えられるのではないか、と思い始めている所です。
って言ってもどうしたらいいのか全然わかんないけどな!
生きて行くってしんどいですね・・・はあ。